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環境構築

レッスン 2

推定学習時間: 15分

Reactを学習するためには、まず開発環境を整える必要があります。このレッスンでは、プログラミング初心者の方にもわかりやすく、Reactの開発環境のセットアップ方法を説明します。

必要なもの

Reactの開発環境を構築するために、以下のツールが必要です:

  • Node.js
    JavaScriptを実行するための環境です。Reactアプリケーションの開発に必要です。
  • テキストエディタ
    コードを書くためのソフトウェアです。Visual Studio Code(VS Code)がおすすめです。
  • Webブラウザ
    Chrome、Firefox、Edgeなどの最新のブラウザがあれば問題ありません。

Step 1: Node.jsのインストール

Node.jsは、JavaScriptをサーバー側で実行できるようにするツールです。Reactの開発にも必要です。

📥 インストール手順

  1. Node.jsの公式サイトにアクセスします
  2. 「LTS」と書かれたバージョンをダウンロードします(LTSは安定版を意味します)
  3. ダウンロードしたファイルを実行して、インストールします
  4. インストール中は、デフォルトの設定のままで問題ありません
  5. インストールが完了したら、パソコンを再起動します

✅ インストール確認

ターミナル(Mac)またはコマンドプロンプト(Windows)を開いて、以下のコマンドを入力します:

node --version

バージョン番号が表示されれば、インストールは成功です(例: v20.11.0)。

Step 2: テキストエディタの準備

コードを書くためのテキストエディタを準備します。おすすめはVisual Studio Code(VS Code)です。

📝 Visual Studio Codeのインストール

  1. VS Codeの公式サイトにアクセスします
  2. 自分のOS(Windows/Mac/Linux)に合わせてダウンロードします
  3. ダウンロードしたファイルを実行して、インストールします
  4. インストール後、VS Codeを起動します

※ VS Codeは無料で使えます。他のエディタ(Sublime Text、Atomなど)を使っても問題ありませんが、VS Codeは初心者にも使いやすく、多くの拡張機能が利用できます。

Step 3: React + Viteプロジェクトの作成

Reactの開発を始めるには、プロジェクトを作成する必要があります。Vite(ヴィート)という高速なビルドツールを使うと、簡単にReactプロジェクトを作成できます。

🚀 プロジェクトの作成手順

ターミナルまたはコマンドプロンプトで、プロジェクトを作成したいフォルダに移動して、以下のコマンドを実行します:

npm create vite@latest my-app

注意: 「my-app」はプロジェクト名です。好きな名前に変更できます(日本語やスペースは使わないようにしてください)。

コマンドを実行すると、いくつかの質問が表示されます:

  1. Select a framework: 矢印キーで React を選択してEnterキーを押します
  2. Select a variant: 矢印キーで JavaScript または TypeScript を選択してEnterキーを押します(初心者の方はJavaScriptがおすすめです)

選択が完了すると、プロジェクトフォルダが作成されます。次に、プロジェクトフォルダに移動して、必要なライブラリをインストールします:

cd my-app
npm install

npm install コマンドは、プロジェクトに必要なライブラリをダウンロードします。少し時間がかかる場合があります。

💡 Viteとは?

Viteは、Reactアプリケーションを高速に開発できるツールです。従来のツールよりも起動が速く、変更の反映も早いのが特徴です。モダンなReact開発ではViteが主流になっています。

Step 4: 開発サーバーの起動

プロジェクトが作成できたら、開発サーバーを起動して、Reactアプリケーションをブラウザで確認できます。

▶️ サーバーの起動方法

ターミナルまたはコマンドプロンプトで、プロジェクトフォルダに移動して、以下のコマンドを実行します:

npm run dev

コマンドを実行すると、ターミナルに表示されるURL(例: http://localhost:5173)にアクセスすると、Reactアプリケーションが表示されます。Viteは高速に起動するため、すぐにブラウザで確認できます。

✅ 成功の確認

ブラウザに「Vite + React」という文字と、カウントアップするボタンが表示されれば、環境構築は成功です!

プロジェクトの構造(簡単な説明)

作成されたプロジェクトには、いくつかのファイルとフォルダが含まれています。最初のうちは、以下のファイルを理解しておけば十分です:

  • src/App.jsx
    メインのコンポーネントファイルです。ここにコードを書いていきます。
  • src/main.jsx
    Reactアプリケーションのエントリーポイント(起点)です。通常は変更しません。
  • index.html
    HTMLファイルです。ReactアプリケーションがこのHTMLに表示されます。Viteでは、プロジェクトのルートフォルダにあります。
  • package.json
    プロジェクトの設定ファイルです。使用しているライブラリの情報が記載されています。
  • vite.config.js
    Viteの設定ファイルです。通常は変更する必要はありません。

※ その他のファイルやフォルダについては、必要に応じて学習を進めながら理解していけば問題ありません。

よくある問題と解決方法

❌ 「node コマンドが見つかりません」

Node.jsが正しくインストールされていない可能性があります。Node.jsを再インストールし、パソコンを再起動してみてください。

❌ 「npm create vite コマンドが実行できない」

インターネット接続を確認してください。また、管理者権限でターミナル/コマンドプロンプトを実行してみてください。

❌ 「ポート5173が既に使用されています」

別のViteアプリケーションが既に起動している可能性があります。他のターミナルウィンドウで実行中のアプリを停止するか、Viteは自動的に別のポート(5174など)を使用します。

まとめ

このレッスンでは、Reactの開発環境を構築する方法を学びました。

  • Node.jsをインストールしました
  • テキストエディタ(VS Code)を準備しました
  • Viteを使ってReactプロジェクトを作成しました
  • 開発サーバーを起動して、Reactアプリケーションを確認しました

環境構築が完了したら、次のレッスンで実際にReactのコードを書いていきましょう!